しばらくの間、ブログの更新が止まっていましたが、ようやく新しいご報告ができる準備が整いました。

昨年の夏頃から、私にとって3冊目となる書籍の執筆を進めていました。

日々の生活や仕事の合間を縫って書き進めてきたのですが、この3か月ほどは特に、最終的な校正作業に没頭していました。

読み返すたびに、

「この説明では伝わりにくいのではないか」

「別の視点からの言及も必要ではないか」

という改善点が見つかり、なかなか自分の中で合格点が出せませんでした。

それでも、「ここに書いている内容は、必ず読者のためになる」という思いが自分を動かし、ようやく形にすることができました。

「積み立て」の先にある不安を解消するために

新NISA制度が始まり、将来のために「つみたて投資」を始める方は確実に増えました。

しかしその一方で、「投資は始めたけれど、老後の不安は消えない」という声を耳にすることも多いです。

その不安の正体は、自分にとっていくら必要なのかという「旅の目的地」が見えていないことにあります。

目的地がわかって初めて、そこに至るまでの経路を考えることができ、安心して人生という旅を楽しめるようになります。

さらに、「いくら貯めるか」と同じくらい、「どう賢く使うか」で人生の豊かさは大きく左右されます

つまり、貯めたお金をどのようにして取り崩し、人生を支える手段として使っていくかという「出口戦略」が大切だということです。

自分に必要な老後資金を準備し、それを正しい手順で使っていくための「指針」を届けたい。それが今回の執筆の大きな動機です。

新刊のご紹介:『50歳から備える「老後資金」と投資の終わり方』

今回の新刊は、投資に詳しくない方でも、ご自身や家族の状況に置き換えながら、今日から行動できるように構成しました。

本書でご提案しているのは、年に一度だけ、預金残高とインデックスファンドの評価額をチェックし、あらかじめ決めたルールに沿って売却するだけの、非常にシンプルな「取り崩しルール」です。

難しい判断に頼ることなく、自分にとって安心できる資産バランスを維持していく。

計画的に資産を育てながら、必要なときに迷わず使えるようになる。

そんな「計画から実行まで」の具体的なステップを、一冊に凝縮しています。

おわりに

老後の不安を解消する鍵は、具体的な「出口戦略」を描くことです。

シンプルなルールで、資産を賢く守りながら人生を楽しむ。

そんな一生安心できる投資の終わり方を、ぜひ新刊で確認してください。

今回の書籍は出版まで時間はかかりましたが、今の私にできる精一杯を詰め込んだ一冊です。

老後のお金という大きなテーマに対し、少しでも皆さんの心が軽くなるお手伝いができれば幸いです。

投稿者プロフィール

前野なおひと
前野なおひと老後資金づくりを支援するFP
1974年兵庫県生まれ。大阪府在住。
20年余りの会社員生活を経て、46歳で独立。

かつてはお金の知識ゼロから独学で投資を実践し、具体的な資産計画を描くことで、組織に縛られない自由な働き方を手に入れました。

現在は、保険・金融商品の販売を一切行わない、完全中立のFPとして活動しています。特定の商品をすすめる立場に立たないからこそ、ご家庭の状況と目標だけを起点に、老後資金づくりの計画策定から実行まで一貫してサポートできると考えています。

老後のお金に不安を感じている方が、「自分らしく、安心して暮らせる未来」を描けるよう、資産バランスの整え方や具体的な行動の道筋を、わかりやすくお伝えすることを活動の軸としています。

学びのプラットフォーム「ストアカ」では、資産運用講座の受講者が延べ700名を超え、最高ランクの「プラチナバッジ」を取得。書籍の執筆やブログを通じた情報発信にも取り組んでいます。

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