最近、米国株を中心に世界中の株式市場が大きく下落しています。

ニュースでも「暴落」という文字を見かけることが増え、不安になっている方も多いかもしれませんね。

でも、どうか慌てないでください。

今、積立投資を続けている方は、そのままコツコツ積み立てを続けていれば大丈夫です。

株価が下がっているのに「大丈夫」って本当?

そう感じるのも当然です。

けれど、過去の株式市場の歴史をふり返ってみると、長期間ずっと下がり続けたことは一度もありません。

むしろ、「もうダメかも」と思えるような局面を何度も乗り越えて、そのたびに力強く回復してきたのが、株式市場の姿です。

たとえば——

リーマンショック、東日本大震災、コロナショック、ウクライナ侵攻…。

どれも大きな出来事でしたが、それでも経済は立ち直り、株式市場も成長を続けてきました。

世界はこれからも、成長していく

現在の株価下落も、「何が起きているのか?」「これからどうなるのか?」と日々報道されていますが、そういったニュースに一喜一憂しすぎる必要はありません。

私たちが目を向けたいのは、もっと長い目で見た経済の流れです。

なぜなら、世界全体では、今後も人口が増え、人びとはより便利に、より快適に暮らしたいと願って経済活動を続けるからです。

その流れのなかで、株式市場も長期的には成長していく可能性が高いと私は考えています。

積立投資にとって「下落」はむしろ味方?

もう一つお伝えしたいのは、インデックスファンドのような積立投資では、価格が下がっているときこそ多くの口数を買えるチャンスだということ。

「今月は安く買えた」と思えば、将来、価格が戻ったときにリターンが大きくなりやすくなる。

この視点を持っていると、相場が下がっても落ち着いていられます。

やってはいけないのは、「止めること」「売ること」

不安になって積立をやめたり、積み上げてきた資産を売ってしまうのは、いちばん避けたい行動です。

相場が不安定なときこそ、「いつも通り続ける」ことが大切。

これまで積み重ねてきたことが、将来の安心につながります。

不安なときは、一人で抱え込まないでくださいね

私自身も、投資を始めたばかりの頃は、相場が大きく動くたびに心がざわざわしていました。

「このまま続けて大丈夫なのかな?」

「売った方がいいのかも…?」

そんなふうに感じたら、いつでもご相談くださいね。

一緒に今の状況を整理して、これからの方針を考えていきましょう

投稿者プロフィール

前野なおひと
前野なおひと老後の安心を育てる🌱資産形成・お金のパートナー
「人に教える仕事がしたい」という想いから会社を辞めて独立し、以前から取り組んでいた投資の知識を活かして資産運用講座をスタート。ところが、受講者の多くが抱えている老後資金への不安を解消するには、資産運用の知識だけでは不十分であり、家計や保険、年金など幅広い「お金の知識」が必要なことに気づく。そこで、お金の専門家であるFP資格を取得し、一人ひとりの状況に応じたサポートを開始。FPとしての専門知識を深めることで「寄り添ってもらえる」「安心して相談できる」と評価されるようになり、成長を遂げる。現在は、主に老後資金への不安を抱える女性に対して、完全に独立したFPとして中立な立場でのFPコンサルタントを通して、適切な家計管理や資産形成をサポート、自由で豊かな老後を実現していただくための基盤づくりに貢献している。また、学びのマーケット「ストアカ」の講師として650名以上に対し資産運用などを教える講座を開催し、最高ランクのバッジである「プラチナ」を取得。現在も引き続き講師活動を展開している。

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