私が資産運用を始めたのは、2016年の春ごろでした。
最初は何をしてよいかもわからず、不動産投資の勉強をしてみたり、ソーシャルレンディングと呼ばれる手法を試したりしていました。
その後、2018年に楽天証券の口座を開設し、投資信託の運用を本格的に開始しました。
さらに3年後の2021年からは、個別株式への投資にもチャレンジしています。
今回は、2023年10月末時点での運用成果と、投資資産の配分について、少しだけ公開したいと思います。
2023年10月末時点での運用成果
投資信託と個別株について、それぞれの運用年数、トータル騰落率、年率を以下に示します。
トータル騰落率は、運用期間全体での増減率です。
また、年率は一年あたりの平均利率のことです。
投資資産の配分について
投資している資産の配分は以下のとおりです。
全体の52%が投資信託、48%が個別株となっています。
投資信託のうち、38%は株式型、14%は債券やリートなどで構成されています。
投資信託と個別株の比率はおおよそ半々であり、自分の理想と比べてやや個別株の比率が多くなっています。
今後は、もう少し個別株の比率を下げようかと検討中です。
投資信託について
投資信託はほぼすべて、インデックス型(パッシブ型)のものです。
株式は先進国株式と新興国株式に分散しています。国内株は個別株として保有してるので、投資信託は少額にしています。
債券も、先進国債券と新興国債券に分散しています。
リート(不動産投資信託)は、先進国リートと国内リートを保有しています。
投資信託のトータル騰落率は52.3%であり、運用開始から約5年半で約1.5倍に増えたことになります。
これを年率換算すると8.1%となり、順調に資産を増やすことができています。
好成績の要因は、私の実力が高いからではなく「たまたまよい時期に投資していた」からです。
いくら投資信託で分散投資しても、保有期間が5年程度だと、過去に何度もマイナスとなっています。
世界経済は好況と不況を繰り返しながら成長しているため、どの時期に保有していたかによって成績は大きくバラつくのですね。
運用成績のバラつきを小さくするには、10年~20年という長期で保有していくことが重要です。
よい時期とわるい時期を繰り返すことで、平均的な数値に近づいていくためです。
もちろん年率8%近く増えていることは嬉しいですが、今後は厳しい時期が来ることも覚悟しつつ、長期目線で運用を継続していくつもりです。
個別株について
個別株は、国内の高配当銘柄を中心に、数十社に投資しています。
単元未満株であれば少額から投資できるので、特定の業界業種に集中しないように気をつけて、幅広く分散させることを心がけています。
個別株を始めたきっかけは、2021年の春ごろに世界の株式市場が大きく値上がりするなか、外国株と比べて国内株は割安感が強かったため、いまがチャンスと思い投資を開始しました。
その狙いがうまくハマって、約2年半で40%超の増加率となっています。
個別株に投資する場合は、投資信託よりも銘柄の選択や、購入のタイミングに気をつける必要があると思います。
したがって、自分で興味を持っていろいろ調べることができる人が、個別株の投資に向いています。
多くの人にとっては、インデックス型の投資信託をメインに資産運用したほうが、より無難に資産を増やすことができるでしょう。
投稿者プロフィール
- 「人に教える仕事がしたい」という想いから会社を辞めて独立し、以前から取り組んでいた投資の知識を活かして資産運用講座をスタート。ところが、受講者の多くが抱えている老後資金への不安を解消するには、資産運用の知識だけでは不十分であり、家計や保険、年金など幅広い「お金の知識」が必要なことに気づく。そこで、お金の専門家であるFP資格を取得し、一人ひとりの状況に応じたサポートを開始。FPとしての専門知識を深めることで「寄り添ってもらえる」「安心して相談できる」と評価されるようになり、成長を遂げる。現在は、主に老後資金への不安を抱える女性に対して、完全に独立したFPとして中立な立場でのFPコンサルタントを通して、適切な家計管理や資産形成をサポート、自由で豊かな老後を実現していただくための基盤づくりに貢献している。また、学びのマーケット「ストアカ」の講師として650名以上に対し資産運用などを教える講座を開催し、最高ランクのバッジである「プラチナ」を取得。現在も引き続き講師活動を展開している。
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