少し前のことになりますが、今年の9月に住宅展示場で開催されたセミナーイベントに登壇してきました。
セミナーイベントは、住宅ローンや住宅資金計画、子供部屋の環境づくり、おこづかい教育など、住まいに関わるさまざまなテーマについて専門家が講演するという内容でした。
私は普段、オンラインでのマンツーマンレッスンや個別相談が主業務となっているため、仕事中は「引きこもり」のような状態になっています。
なので、セミナー会場で複数の参加者を前にしてお話するのは久しぶりで新鮮な体験でした。
私の講演は、【まだ間に合う!新NISAの「基本のキ」をお伝え】というタイトルで、未経験者向けにNISAのしくみや始めかたについてお話ししました。
普段のマンツーマンレッスンでは、相手の理解を常に確認しながら進めることができるのに対し、セミナーではこちらが一方的に話をするスタイルになります。
そのため、未経験者でもわかりやすいように、できるだけ専門用語は使わない、伝える内容は必要最小限に厳選するなど、資料づくりの段階でも工夫をしました。
また、セミナー中には、参加者の反応を見ながら話をするスピードを調整したり、途中で質問タイムを設けたりするなどして、「参加者が置いてけぼり状態」にならないよう気を配りました。
その結果、皆さんとても熱心に聞いてくださり、「NISAで購入した商品は途中で売却できますか?」などかなり具体的な質問もいただきました。
うなずきながら話を聞いてくださる方もいて、とてもありがたかったです。講師にとって、リアクションをくださる参加者さんの存在は大きな助けになるんですよね。
講演後のアンケートでも満足度は高かったので、がんばってセミナー資料を作ったり、発表練習を重ねたりした甲斐がありました。
写真はセミナー会場の様子。小さいお子様は、お絵描きしながら60分間おとなしく過ごしてくれました。
実のところ、私の性格的には大勢の前でお話するよりは、いつもやっているマンツーマンのほうが向いているなと思うのですが、、、
それでも、今回のようなセミナーイベントに参加させていただくのは常にはない刺激があり、自分の勉強にもなってよい経験ができました。
このような機会をいただきましたイベント運営会社や住宅展示場の関係者の皆さまに感謝しています。
今後も機会があれば、さらに充実した資料を作成したり、発表の仕方にも工夫を加えたりして、よりよい講演ができるようにしたいと思います。
投稿者プロフィール
- 「人に教える仕事がしたい」という想いから会社を辞めて独立し、以前から取り組んでいた投資の知識を活かして資産運用講座をスタート。ところが、受講者の多くが抱えている老後資金への不安を解消するには、資産運用の知識だけでは不十分であり、家計や保険、年金など幅広い「お金の知識」が必要なことに気づく。そこで、お金の専門家であるFP資格を取得し、一人ひとりの状況に応じたサポートを開始。FPとしての専門知識を深めることで「寄り添ってもらえる」「安心して相談できる」と評価されるようになり、成長を遂げる。現在は、主に老後資金への不安を抱える女性に対して、完全に独立したFPとして中立な立場でのFPコンサルタントを通して、適切な家計管理や資産形成をサポート、自由で豊かな老後を実現していただくための基盤づくりに貢献している。また、学びのマーケット「ストアカ」の講師として650名以上に対し資産運用などを教える講座を開催し、最高ランクのバッジである「プラチナ」を取得。現在も引き続き講師活動を展開している。
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